１／１２　４１２Ｔ２が出来るまで！！

ここでは原型が出来るまでを解説していきますが画像の方は容量へらしすぎてかなりボケボケです。
どんな感じでフルスクラッチするかわかるといいんですが。

　



　まずは実車のサイズから縮尺して手近の
箱などにレジンを流し込んででっかい固まりに
します。
この状態では重くって手でもって作業できません。
使ったレジンは３キロ強。
　一体どうなるのか全くイメージ出来ません。

　上から見た形に削りこんで大体の形にします。
これだと左右の形が正確に出せて左右非対称
なんてことに成りません。
それにしてもレジンは堅くて大変でした。

　ここから小さいサイズで撮ったからまだ
ましになってます。
次は側面と前面を並行しながら進めていきます。
ここでも左右対称に成るように気を付けます。
Ｆ１はレギュレーションで最大幅が
決められてるのでそれを越えないように
作らないとなりませんが、そうすると
何となく似てない、なんて時も有りますが
それでもいんちき出来ないのが、スケールモデルの
辛さです。

　もうすっかりF１に成りました。
下に轢いて有るのがクリヤーケースに
入れた方眼紙です。
三角定規でちゃんと直角が出てることを
確認していきます。
人間の目なんていい加減ですから
必ず工程事に確認して行かないと、いつの間にか
削り過ぎなんてことに。
　　

　ウイング類は全てポリパテ
硬化後は変形してかなり反りが
でるのでその後また修正。
方眼紙で並行出さないとかなり
出来に影響してきます。
非道いレジンキットはここがへろへろに
なってますから。買う前にチェックを。
エッジがギザギザに見えますが、
実際はピシッとしてます
ちゃんと翼断面に成ってるの見えるかな？





　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ひと揃い完成。
この後、表面処理をします。
えんぴつで位置だしをしています。
きちんとやらないと左右でダクトの
位置がずれちゃったりしますから。
このスケールならウイング一体の方が
作りやすいし強度も出ると思うんですが
塗り安さはどうでしょうかね？

　サーフェーサーを吹いて完成
我ながら良く出来たと思うんですが
これじゃ出来は解りませんね。
発売日、値段ともにまだ未定です。
ただコストの計算は全くしないでとにかく
最高の物を作ることを目的にしてるので
値段はちょっと高めに成りそうです。
ごめんなさい。でも値段に見合う出来ですから
許して。

おまけ

ついでにヘルメットの製作記も紹介します。

　とりあえず手頃な資料に１／２の
ヘルメットを参考にします。
メーカーは違う物の大まかな
形状は同じだし良いでしょう。
後ろにネコが・・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　形は何でもいいので取りあえず
ポリパテブロックを作ります。
削りだしに向いてる素材ですから
なんでもポリパテ。

基本は上と同じです。
側面図を作って横から
見た形に削ります。
ここではまだ似ては
いてもヘルメットには
見えないな〜

今度は上から見た形
これでもまだまだヘルメットとは
言えませんね。

削りだしの基本は順々にです。
幾ら似てなくても気にしない。

エッジを削ってほとんど完成。

左がアレジ、右がベルガー用
以外と手間がかかりました。
この後中をくり抜きます。

　かなりヘルメットらしくなりました。
隣に写ってるのはヒートプレス用の
型です。

ベルガー用は例のポルトガル仕様も
作れるように２個入れて全部で３個
並べられるようにします。
問題はデカールですね。
球体に貼るのは難しいから
何か考えておきます。

残念ながらキットには付属しません。